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このたび、「地方議会と会議録」という小冊子を発行しました。地方議会という重要な役割を果たす機関への期待と想いを、そしてその重要な機関の会議録作成という重責を担う議会事務局職員の方に向けての会議録作成に関するノウハウを、堅苦しい解説書ではなく、ややエッセイ風にまとめたものです。

奈良市議会で、2025年3月28日、本会議での採決が行われたとき、自民党・無所属の会所属の議員が居眠りをしていたので、隣に座っていた議員が代わりに採決ボタンを押すということがありました。同じ会派の議員だから賛否は分かっているので代わりに押してやろうという軽い気持ちだったのかもしれませんが、これは重大なルール違反になりますね。

「職員へのパワハラ」と第三者委員会に認定された角館市の関市長は、2025年1月30日に市議会で不信任案が可決されたことを受けて2月5日に議会を解散しましたが、その市議会議員選挙の投票日が今週の日曜日(3月9日)となりました。

ある焼津市議会議員が格闘技イベントのオーディション番組に議員バッジを着けて参加していたことが問題になっているようです。この件について、見出しをぱっと見たとき、「えっ? 議員がバッジを着けて格闘技やったの?」と一瞬思ったのですが、そうではなく、そのイベントへの出場者を募るオーディション番組に出たということのようですね。格闘技は上半身裸でやることが多いので、体のどこにバッジをつけたのだろう?と、不思議に思ったわけですが、なるほど、そういうことですか。

2025年2月17日に開かれた岸和田市議会において、「永野耕平岸和田市長に対する不信任決議」が賛成全員で可決されました。これにより市長は失職し、公職選挙法の規定により、50日以内に市長選挙が行われることとなりました。市議会議員選挙のすぐ後に、今度は市長選挙、本当に市民にとっては迷惑な話ですね。

議会解散による議員選挙が行われ、新しい議会がスタートした岸和田市議会は、2025年2月17日に第1回定例会の開会が予定されていますが、そこで再び市長不信任案が提出され、可決される見通しとの報道がありました。

2025年2月10日、富山県砺波市の特別職報酬等審議会が開かれ、市議1人当たりの報酬を月額5万円引き上げるよう市長に答申されました。その一方で、市議会側が求めていた「政務活動費の廃止」については、現行維持という結論が出されたとのことです。

全国町村議会議長会の議員研修誌「地方議会人」の2月号が発行されました。今号の特集は少子化対策になっています。現地報告は、四万十町、桜井市、美波町、米子市からです。

今日、2025年2月9日は、宮崎県の川南町議会の解散の賛否を問う住民投票が行われる日です。住民による議会解散の請求は、署名集めなどの要件を既に満たしていて、地方自治法の規定により、住民の投票により決定されることとなりました。その住民投票の行われるのが今日です。

「エンゲル係数が43年ぶりに高水準」という記事が流れてきました。「エンゲル係数」って、ああそうか、大昔、社会科の授業で習いましたよね。家計に占める食料費の割合のことで、これが高いほど貧しいんだというようなことを教えてもらった記憶があります。

大阪府岸和田市と秋田県鹿角市で、相次いで市長不信任案が可決されました。その少し前には、大きな話題となった兵庫県知事への不信任案の可決もありましたね。

地方議会の数

2025年02月06日

地方議会の数は、イコール地方公共団体の数となるのはご承知のとおりです。町村では議会を置かないこともできるのですが、実際には全ての地方公共団体に議会が置かれています。具体的には、都道府県(47)、市(792)、 町(743)、 村(183)、そして東京都特別区(23)ということで、合計1788になります。それぞれ結構な数の議員がいるわけですから、その総数たるや3万2000人ほどになるわけですね。議会の運営経費も議員の報酬も、巨額な税金が使われているわけですから、やはりそれだけの働きをしてもらわねばなりません。マスコミの報道では、スキャンダラスなマイナスイメージの記事ばかりが目につきますが、真面目にこつこつ地道に頑張っている議員も数多くいます。

「地方議会Expolere」は、このたびこちらに移設することになりました。よろしくお願いいたします。

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