著書の第2弾を発刊

2025年06月23日

今日のNHK朝ドラ「あんぱん」から、速記を書いたり読んだりするシーンが何回か登場するとお聞きしていたので、そこで速記について興味を持った方が迷子にならないように、「「速記」に興味を持ったら最初に読むほうがいいかれしれない本」を刊行しました。(Amazonのみでの販売。https://amzn.asia/d/9wtuwiU)

内容の主なものは全く初めて「速記」というものに触れた方向けのものですが、既に速記を学び始めている方にも、私が師匠から教えていただいたことで大事だなと思う点はしっかりお伝えしたいなという思いで、若干それも入れ込んで作成しています。

速記は、単なるツールの一つとかお金を稼ぐための道具という考え方もあるでしょうが、それとは別に、ある種の芸術ではないかと私は思っています。師匠が流れるように速記する姿を何回も目の当たりにしてきた人間として、ツールや道具とは別の次元にある速記というものも確かにあると思うので、これから学ぼうという人には、ぜひそういうところも意識していただきたいなという思いも若干入っているかなと自己分析しています。

早稲田式速記仲間の歌」という歌があって、その出だしの歌詞には「流れる曲線 虹の橋」というフレーズがありますが、まさにそんな感じで、綺麗に書かれた速記文字は「書」にも通ずる一種の芸術品です。朝ドラではどんなふうに描かれていくのかは知りませんが、ドラマをきっかけに「速記」に興味を持たれた方は、ぜひ一生物の趣味、芸術、文化として速記とお付き合いいただけると嬉しく思います。


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