夏休みの自由研究に速記はいかが?
			            
夏休みもあとわずかとなってきましたが、小学生の皆さん、自由研究の課題は大丈夫ですか? 「まだできていなくて焦っている」という方に、私からの御提案です。
NHKの朝ドラ「あんぱん」に速記が登場していることは御存じの方も多いと思いますが、ドラマでの速記シーンのために今田美桜さんに速記をお教えしたのは、公益社団法人日本速記協会の理事を務める人です。同協会では、そういう関係もあって、現在、「速記をやってみよう」というページを特設中です。
そこでは、もちろん「あんぱん」での速記文字解析シーンの解説などもありますが、印刷して速記に触れていただく練習用の教材も用意されています。基本となる文字の紹介と、簡単な単語例が学べるものですが、それをもとに速記についての自由研究をやってみてはどうでしょう。
まず、教材をプリントアウトして、そこに速記文字を練習します。それだけでは「いかにも」なので、その基本文字の形を見ながら、自分に関係のある言葉を、自分のお気に入りの用紙に書き込んでいきます。まずは御自分のお名前、学校名、好きな教科、運動、食べ物、何でもいいですが、幾つか速記文字で書いてみましょう。好きなことわざなどを書けば、ぐんと速記感が上がると思います。
それだけでもある程度の分量にはなると思いますが、余裕があれば、速記についての簡単な説明も書いておくと、より「自由研究」らしくなるのではないでしょうか。速記はいつできたか、誰が考えたか、どういう分野で利用されてきたか、どんな方式があるかなど、日本速記協会のホームページには一通りの情報が載っているので、それをまとめればいいと思います。
以下に、リンクを張っておきますので、やってみようと思う方はどうぞ。